最終更新日 2024年08月17日
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キャリアパスとは、企業が従業員に対し、従業員自身が目標とするポジションやキャリアを積むために必要なスキルや能力を明確に定義し、従業員が目標に向かって前向きに行動するための「道筋」を示すことです。
キャリアパス制度とは、企業が従業員に対し、従業員自身が目標とするポジションやキャリアを積むために必要なスキルや能力を明確に定義し、従業員が目標に向かって前向きに行動するための「道しるべ」を明示することです。
キャリアパス制度が必要となった背景には、「働き方」の変化が関係しています。ひとつの企業に定年まで勤める「終身雇用制や年功序列制」は崩壊しつつあります。
終身雇用制や年功序列制が機能していた時代には、年齢に応じて役職や給与が上がっていくため、個人が自身のキャリアについて考えることはあまり必要ではありませんでした。
しかし、現在は一つの企業でキャリアを十分に積める時代ではなくなっていることから、個人の目標から逆算して経験やスキルを選択していくことが必要になってきています。
また、企業側としては、競争の激化や、仕事の難易度の高度化、働き方の多様化などに伴い、年功序列のような画一的なキャリアでは対応しきれなくなってきています。
個人の目標に応じて、企業側も適切な経験や機会を提供することが求められています。
企業は離職者を減らし、優秀な人材を確保しなければなりません。
企業はキャリアパスを明確にすることで、自社に勤め続けるメリットを従業員に提示することが必要になりました。
キャリアパスを描くことで、従業員も自分のスキルがどの位置にあるか、今後どのようなスキルや能力を積めばよいのかが明確化することができるため、転職にも慎重になり、人材の流出を防ぐことができます。
「キャリアパス制度」を構築し、従業員のキャリアパスを明示すことで、昇進・昇格時期やスキル・能力が明確化されます。
身につけるべきスキル・能力や、ステップアップのための道筋が見えることで、従業員のモチベーションの向上につながります。
「転職せずこの会社で頑張ろう」という意識になり、優秀な人材の流出を防ぐことができます。
また、優秀な人材が定着することで、採用・教育コストの削減にも繋がります。離職率の低下により、企業イメージが向上し、より優秀な人材が集まりやすくなるというメリットもあります。
優秀な人材ほど、就職・転職の際に「キャリアパス制度」の有無を確認して、企業選択をしています。
従業員のスキルや能力が明確になると、ジョブローテンションや人事異動の際に、どの部署が適しているかを判断し易くなります。
適材適所の人員配置が可能になり、人員配置の指標にもなります。従業員自身も、自分に適した人員配置が行われることで、モチベーションの向上につながります。
中途採用者の場合も、スキルや能力がどの位置にあるかが明確になり、即戦力として最も適した部署に配置することができます。
優秀な人材の確保と適材適所への人員配置を行うことで、業務効率が向上し、残業時間の削減や仕事の質の向上が期待できるようになります。
この効果は、会社の業績向上にもつながります。
従業員が目標とする職位や業務内容に対して、自分に不足しているスキルや能力を認識でき、今後どのようなスキルや能力を身に付けて行けばよいのかが明確になるため、スキルアップし易くなります。
また、現在の自分の持っているスキルや能力がどの部署で生かせるかわかるため、新しい目標・道筋を見つける指標にもなります。
上位の職位に昇進・昇格するためには、どれくらいのスキルや能力が必要になるか、どれくらいの年数で昇進・昇格できるのかが明確になり、モチベーションの向上につながります。
昇進・昇格した場合も、必要なスキルを持っているので自信にもつながります。
出世による昇給が明確になるので、これから先の人生設計プランを立てやすくなります。
数年後に昇進・昇格、昇給することがわかれば、子供の進学にかかるお金の不安が解消されたり、マイホーム購入等の計画が現実的になり、仕事へのモチベーションも向上します。
適材適所への人員配置で効率的に仕事ができるため、残業時間を減らせることが可能です。
家庭やプライベートの時間が確保できるため、家庭と仕事の両立ができます。
子供たちと触れ合う時間が増えて精神面で癒されたり、プライベートの時間が確保できることでストレスの発散ができるようになります。
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清水 一郎
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