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最終更新日  2024年04月14日

1.01の法則、0.99の法則

1に何を掛けても、答えは1です。1日に0.01だけ努力を積み重ねると、365日後には1.01の365乗、数値は37.8になります。ところが、1日に0.01サボると、365日後には0.99の365乗、数値は0.03になります。1日の差はほんの僅かですが、1年後には、これだけ大きな差になります。

1.01の法則、0.99の法則

1日に0.01の努力を続けると1年後には、約38倍に!

楽天の三木谷 浩史社長の著書「成功のコンセプト~Principles for Success」に、「1.01の法則と0.99の法則」が記されています。1.01365を乗じた結果と、0.99365を乗じた結果では、1年後には約38倍もの大きな差が出るというものです。 

1.01365乗 = 37.7834343329 ≒ 37.8
0.99365乗 = 0.02551796445 ≒ 
0.03
1日に0.01の努力を続けると1年後には、約38倍にもなります!

 
1に何を掛けても、答えは1です。1日に0.01だけ努力を積み重ねると、365日後には1.01365乗、数値は37.8になります。
ところが、1日に0.01サボると、365日後には0.99365乗、数値は0.03になります。
1日の差はほんの僅かですが、1年後には、これだけ大きな差になります。小さな努力を積み重ねていくことの大切さを、この法則は物語っています。 

この法則の意味をもう少し掘り下げて考えてみましょう。
例えば,1が通常の自分だとすると、+0.01は努力した自分です。つまり、早起きをして日本経済新聞の1面だけでも読むなど,少しのプラスアルファがあれば,それを毎日(1年間=365)継続することで、1年後には37.8倍に成長した自分がいることになります。 

反対に、0.01は怠けた自分です。つまり,朝寝坊が常態化しているとか、ゲームばかりで自己研鑽をしないなど、マイナスな日々を過ごしていると,1年後にはなんと現在の0.03倍になってしまうのです。0.03倍とは,やっていないに等しいと言える値です。 

スタート時は1.010.99の差(0.02)だったものが、1年間経つと37.80.03の差になり、そのひらきは約1,260倍となります。つまり、「1.01の法則、0.99の法則」は日々のほんの少しの頑張りの差分が、1年後には大きな格差となってあらわれるということを表しています。1年後、37.8倍の自分になるのか、0.03倍の自分になるのかは、毎日のほんの僅かな努力の継続で決まることを、この法則から学びたい。 

1年間ほんの僅かでもサボると損失が大きいということ。1年間、ほんの僅かでも続けることがどれだけ大切かを「数値」が表しています。
1年で約3%の損失ですから、10年だと30%の損失になります。

サボるということは、中途半端な状態にするということです。中途半端が多いと、それが自分にマイナスとして帰ってきます。

そこで大事なことは、ゼロにしないこと。忙しくても、時間がなくても、ゼロにしない。一日サボっても影響は少ないですが、サボるとマイナスのフィードバックの影響が大きいのです。知らないうちにダメな自分がインストールされてしまうことを忘れてはなりません。

1日約15分だけ、今の自分にプラスして努力しよう!

仮に、「人の3倍の仕事しなさい」と言われても、「そんなの無理だ」と思ってしまいますが、「人よりほんのちょっと、+0.01だけ努力してみよう」なら、何とかなる気がしませんか? 

では、「+0.01」は、どのくらいの「頑張り」なのかを考えてみましょう。
1日は24時間ですが、これを「分」に換算します。24(時間)×60(分)=1440(分)。これで、「1日は1440分」ということが分かります。 

この1440分に、0.01をかけてみます。
1440(分)×0.0114.4(分)。
つまり、1日約15分だけ、今の自分にプラスして努力をしてみよう! ということです。これならば、何とかなりそうな気がしませんか?

最初の1歩で始めた小さな努力が、やがて大きな力につながるということです。反対に少しずつサボれば、やがて力はなくなってしまう、というのが、この「1.01の法則、0.99の法則」の結論です。

1日に約15分の努力をすることで、1年後には「37.8倍成長した自分」を目指してみましょう!

2024年03月31日                                     

監 修  清水 一郎   
     英知コンサルティング株式会社  
     代表取締役 社長兼CEO Executive consultant

     
     
<専門分野>
     経営戦略、営業戦略、マーケティング、間接部門改革、法務、財務、金融、
     マクロ経済、会計、税務、監査、IPO、資産運用、不動産、組織、人事、
     人材育成、コーチング

     <職歴>
     ・大蔵省(現 財務省/官僚)
     ・等松青木監査法人(現 有限責任監査法人トーマツ
      /会計士補・公認会計士・税理士)
     ・東証JQ 精密機器(常務取締役 兼 CFO)
     ・東証JQ 小売(常務取締役 兼 CFO)
     ・東証一部 商社(代表取締役副社長 兼 COO)
     ・当社 代表取締役社長兼CEO(現任)

     <学歴>
     
東京大学大学院 法学政治学研究科 博士前期課程・博士後期課程 修了
     ・一橋大学大学院 経営管理研究科  博士前期課程・博士後期課程 修了
     ・慶應義塾大学大学院 経済学研究科 博士前期課程 修了
     ・早稲田大学大学院 人間科学研究科 博士前期課程 修了

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