最終更新日  2026年10月01日

中小企業の支援事例・お客様の声

経営課題は違っても、改善の基本は「原因を見つけ、実行すること」です

会社によって、抱えている経営課題は異なります。

売上が伸びない。
特定の取引先への依存が大きい。
利益が残らない。
資金繰りが苦しい。
社員が育たない。
社長に仕事が集中している。
管理部門が弱い。
しかし、目の前に見えている問題だけを直しても、会社全体が改善するとは限りません。

英知コンサルティングでは、
現状を把握する
↓
問題を整理する
↓
原因を見つける
↓
優先順位を決める
↓
改善策を実行する
↓
結果を確認する
↓
必要に応じて修正する
↓会社に定着させる
という流れを重視しています。

ここでは、実際の支援をもとに、経営課題、支援内容、その後の変化をご紹介します。

成果だけではなく、「何が問題で、何を変えたのか」をご覧ください。

※以下は個別企業の支援事例です。支援成果は、企業の状況、経営者・社員による実行内容、支援期間、経営環境等によって異なります。同様の成果を保証するものではありません。

中小企業の社長と経営顧問が経営改善の進捗と成果を確認している様子

<ページ内目次>

支援事例は、結果だけではなく改善の過程をご覧ください

支援事例を見るとき、
「売上が何%増えた」
「利益がいくら増えた」
という結果だけに目が向きがちです。

しかし、本当に重要なのは、
なぜ問題が起きていたのか。
何から取り組んだのか。
社長と社員が何を実行したのか。
どのように改善を継続したのか。
という過程です。

同じ「売上が伸びない」という問題でも、原因は企業ごとに異なります。
営業活動。
顧客構成。
価格設定。
商品・サービス。
社員。
組織。
社長自身の時間の使い方。
など、複数の原因が関係している場合があります。

そのため英知コンサルティングでは、特定の成功パターンをそのまま他社へ当てはめることはしません。
その会社の状況を確認し、その会社に必要な改善方法を考えます。

支援事例1 特定顧客への依存から脱却

1. 企業概要

東京都
商社
従業員約10名

2. ご相談時の経営課題

売上の約80%を、特定の大口顧客に依存していました。
大口顧客との取引は安定した売上につながる一方、その取引先の方針変更によって会社の売上が大きく左右されます。
社長もそのリスクを認識していましたが、
「現在の取引を維持しながら、新しい顧客をどう増やすか」
が課題でした。

3. 主な支援内容

現状の顧客構成を確認。
既存顧客別の売上・利益を整理。
新規顧客の対象を明確化。
営業方法を見直し。
新規顧客開拓を実行。
営業活動の進捗を継続確認。

社長だけに依存していた営業活動を、会社として継続できる方法へ整理しました。

4. 支援後の変化

特定顧客への売上依存度は、
約80%から約45%へ低下。

売上高は、
約30%増加。

税引前利益も、
約50%増加しました。

ただし、この企業では1年間で支援契約が終了しました。
その後、一部の改善施策が十分に継続されず、業績の一部が再び悪化しました。

この経験からも、
改善策を作ることと、改善された状態を会社に定着させることは別
であることが分かります。

経営改善は、「一度良くすること」ではなく、「良い状態を続けられる会社にすること」が重要です。

支援事例2 資金繰りから経営体質を改善

1. 企業概要

東北地方
IT関連企業
支援開始時 従業員3名

2. ご相談時の経営課題

事業そのものには成長可能性がありましたが、資金繰りに大きな不安を抱えていました。

売上を増やすだけではなく、
利益。
資金。
固定費。
外注費。
人員。
を含め、会社全体の経営を見直す必要がありました。

3. 主な支援内容

毎月の業績確認。
資金繰り管理。
利益率の確認。
外注と内製化の検討。
事業計画の整理。
必要な資金調達。
人員計画。
経営課題の優先順位づけ。
などを継続して行いました。

4. 支援後の変化

支援を継続する中で、
黒字化。
債務超過の解消。
税金を納付できる経営状態への改善。
につながりました。

また、支援開始時3名だった人員も、その後7名まで増加しました。
短期間で数字だけを改善するのではなく、会社が継続的に成長できる経営体質へ変えることを重視しました。

支援事例3 経営危機から会社全体を立て直す

1. 企業概要

九州地方
サービス業
複数拠点を運営
従業員約35名

2. ご相談時の経営課題

会社の資金・収益の両面で、非常に厳しい状態にありました。

一つの問題だけを直して解決できる状況ではなく、
資金管理。
売上。
利益。
組織。
管理体制。
社内業務。
を含め、会社全体を見直す必要がありました。

3. 主な支援内容

資金状況の把握。
毎月の資金管理。
収益構造の確認。
不採算部分の整理。
優先順位の設定。
組織・管理体制の改善。
社長との継続的な経営判断。
などを行いました。

3. 支援後の変化

複数年にわたり改善を継続し、債務の返済を進めながら経営体質を改善しました。
収益面についても大きな改善が見られ、現在も継続して経営改善に取り組んでいます。

この事例では、
財務だけ。
営業だけ。
組織だけ。
という支援ではなく、会社全体を見る必要がありました。

社長と幹部社員と経営顧問が経営改善の実行状況と次の課題を確認している様子

お客様からいただいた評価

これまでのお客様からは、支援内容だけでなく、
「一緒に考えてくれること」
「実行段階まで関わること」
「会社全体を見てもらえること」
について評価をいただいています。

※以下は、お客様からいただいた評価の要旨です。

1. 経営について相談できる相手ができた

社長自身が抱えていた経営上の悩みを率直に相談でき、重要な意思決定について第三者の視点から一緒に考えられることを評価いただいています。

2. 重要な場面でも実行段階まで支援

必要に応じて、金融機関との面談や重要な経営上の打合せの準備など、実行段階まで支援することを評価いただいています。

3. 問題の原因が、社員ではなく会社の仕組みにあると気づいた

社員個人を責めるのではなく、
役割。
仕組み。
業務。
評価。
管理方法。
など会社側の構造を見直すことで、改善につながったという評価をいただいています。

4. 数年先を考えて経営できるようになった

目の前の問題だけではなく、今後の会社の方向性、資金、人員、組織まで考えながら経営することの重要性を実感したという評価をいただいています。

3つの事例に共通する支援の考え方

会社規模も業種も、抱えていた問題も異なります。
しかし、支援の基本には共通点があります。

1. 目の前の症状だけを見ない

「資金が足りない」
「売上が伸びない」
「社員が育たない」という結果だけでなく、その原因を確認します。

2. 会社全体を見る

売上・利益・資金・人材・組織・管理部門は互いにつながっています。
一つの課題だけで判断しません。

3. 優先順位を決める

すべてを同時に改善しようとせず、会社にとって重要度と緊急度の高い課題から取り組みます。

4. 社長と一緒に判断する

最終的な経営判断を行うのは社長です。
選択肢やメリット・デメリットを整理し、社長の意思決定を支援します。

5. 実行する

提案だけで終了せず、決めたことを実行します。

6. 結果を確認する

売上、利益、資金、人材などの変化を確認します。

7. 修正する

結果が想定と異なれば、原因を確認し、方法を修正します。

8. 会社へ定着させる

最終的には、外部コンサルタントがいなくても改善を続けられる状態を目指します。

経営改善は、成果を会社に定着させることが重要です

一時的に売上が増えた。
一時的に利益が出た。
一時的に資金繰りが改善した。
というだけでは、十分とは考えていません。

例えば、
新しい営業方法を作ったのであれば、社員が継続できる状態へ。
資金繰り表を作ったのであれば、会社自身が毎月更新できる状態へ。
人事評価制度を作ったのであれば、管理職が適切に運用できる状態へ。
改善内容を、会社の日常業務へ定着させる必要があります。

そのため当社では、最低1年間の経営顧問契約とし、会社の習慣そのものを変えるためには、より長期的な支援が有効と考えています。

支援事例と同じ方法を、そのまま他社へ当てはめることはありません

「この会社で成功した方法を、自社でもやれば成功する」
とは限りません。

会社によって、
規模。
業種。
社員。
顧客。
財務状況。
地域。
社長の考え。
が異なるからです。

事例は、
「こうすれば必ず成功する」という成功法則
ではありません。

英知コンサルティングが、
どのように問題を考え、どのように会社と一緒に改善していくのか
を確認していただくためのものです。

支援事例について、よくあるご質問

1. 同じ業種の支援実績がなければ相談できませんか?

ご相談いただけます。
業種固有の問題は確認しますが、売上・利益・資金・人材・組織・管理部門など、中小企業に共通する経営課題も多くあります。

2. 事例と同じ成果を出せますか?

同じ成果を保証することはできません。
企業の状況、経営者・社員による実行内容、経営環境等によって結果は異なります。

3. 小規模な会社の支援事例もありますか?

はい。
社長おひとりの会社から、
従業員50名以下の中小企業・小規模事業者を中心に支援しています。

4. 地方企業の支援も可能ですか?

はい。
Web面談を中心に全国対応しています。

5. 経営課題が複数あっても相談できますか?

はい。
むしろ中小企業では、売上・利益・資金・人材・組織など複数の問題がつながっていることが少なくありません。

自社の場合はどう改善できるのか、ご相談ください

支援事例とまったく同じ会社はありません。

だからこそ、
「この事例と同じことをしてください」
ではなく、
自社では何が問題なのか。
何から改善すべきなのか。
どのような順序で進めるべきなのか。
を整理することが重要です。

まだ課題が明確になっていなくても構いません。
社長ご自身が現在もっとも困っていることから、お聞かせください。

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法学博士・経営学博士
     清水 一郎
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<専門分野>
経営再建、企業再生、経営戦略、営業戦略、マーケティング、間接部門改革、法務、財務、金融、会計、税務、監査、事業承継、IPO、資産運用、不動産、組織構築、人事制度、人事評価制度、目標管理制度
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